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last supper

最後の晩餐をあなたと。

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こ、今回はですね、別観点から綴ってみたいと思いまする。
試行錯誤、手探りで。



※イヴイヴ。今日はケーキとかはないです。
買ってきたふわふわスフレを冷凍したのでそれを食す予定。


そんな凝ったん無理です!
スポンジ作りたくてレシピも確保していますが、
ハンドミキサーで卵白を泡立てとか
面倒じゃないですか。
いや、やる人はやるんだろうけど心のゆとりが足らないのです。
ピザ生地をこねて叩いて叩き付けたい。
幾分かはスカッとしそう。
昨夜は塩麹のお鍋(うどん入れたのでご飯はなし)
が美味すぎて、おなか満腹まで食べてしまい、胃もたれ。
それでなくても毎日胃薬飲んでおります。

おかしいな、あたい激情家なのに(おい)
キャラで大人しい人はいないですよ。
一見静かだけど内心めらめら。

「なろう」さんで自分のランクの側の作品を
読んで見たんです。えええー!!
なるほど13歳違いか。こういうカップリングって読んだことないわ。
ざーっと読んだんですがものすごい衝撃的で
面白かったんです。
ごちそうさま。ありがとうございました。
もう一つ読んだ健全なお話の方、ひたすら笑えて泣けて素敵なお話でした。
どちらも短いので一気読みです。
ヴァルグレイブ観ながら(聞きながら)


続きから駄文。

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彼女はいつも、一人で海を見ていた。
波打ち際、打ち付ける波を気にもせず
佇んでいた。このまま波にさらわれてしまうのではと
焦燥に煽られたが、声をかけられない日が続いた。

肩を引き寄せ振り返らせたいけれど、
近づけない雰囲気があって、拳を握りその儚げな風情を
見つめていた。

ある日、彼女が、海に背を向けたっていた。
後ろから見ていた自分と必然と視線が絡む。
大きな瞳は零れんばかりだった。

俺に向けてふわり、微笑んだ。その顔が、
なぜか泣いているように見えて駆け出していた。

「……っ」

折れそうに細い身体を抱きしめると、
身体をこわばらせる。
こちらを突っぱねて離れようとしたから、強引に腕の中に閉じ込める。
「どうして……こんな……っ」
「本当は泣きたいのに笑っているから」
「泣きたくなんてないのよ。もう涙は枯れたんだから」
「泣かないように瞳に力を込めているくせに……」
「はじめてあった人の前で無様に泣き顔をさらせって言うの。
そこまで堕ちちゃいないわ」
「泣けばいいだろ。どうせ誰も見ちゃいないよ。
俺以外はね」
きょとん、とした彼女は、
腕の中から抜け出して俯いた。
再び顔を上げた時、こちらを強く睨みつけた。
歪めた口元が何だかかわいらしくて、不謹慎にも吹き出しかけた。

「もう、一ヶ月も君を見ていたよ。
どこかへ行ってしまいそうで捕まえたかったんだけど
どうしても声をかけられなくて」

明るい口調で言えば、彼女はきょとんとして
こちらをじとっと凝視してきた。
「変わった人ね。暇なの? 」
「いや、結構忙しい人だよ? 」
「……別に死んだりするつもりはないから大丈夫よ。
それを気にしていたんでしょ」
「それにしては危なげだったけど」
「危ないのはそっちなんじゃないの」
正論だ。
だが、せっかく出逢えたのにここで引き下がれはしない。
「あはは。そうかもね。というわけで一緒に帰ろうか。送るよ」
「知らない人についていったら駄目なの」
「もう、十分知らない人じゃないでしょ」

ぐ、と手を握ったら、呆れたように彼女は笑った。
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