last supper

乙女チック悲恋モノローグに拍手２件も、ありがとうございます。
すごい嬉しいんですけど！！
きゃーーーどうしよう（落ち着け）

あの路線ならとても書きやすく
元々がああいう感じだったのです（意味不明）

もういっちょいっていいですか。
今度は小説チックに行きます。

sinful relationsとは違いますよ……？
いや、一応（何故）

[0回]

「っ……」

起き上がったとき、ひどくけだるくて、もう一度ベッドに沈んだ。
幻のような声が、頭の奥に響いていた。

甘くて、生々しい感覚を味わせてくれた熱い腕。
きっと二度と昨日には戻れない。

求めたのは、あの人。
望んだのは、私。

そして……。

聞こえていないと思っているのだろう。
私を残して一人帰っていったあの人の呟き。

切なげな口調で放った残酷な言葉。

何故、そんなことを言ったの？

髪をなで、肌を優しく宥めながら、
背を向けた。

泣きたくて、空しくなって、枕に顔を伏せた。

もう一度会えるかどうか分からないけど、
どうか届きますようと願いを込めて、
空に腕を伸ばした。