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お題一覧ですv
この記事の続きで、18を書いています。
1、12、5は、raison detre内の拍手ページ、
10、13、2は、raison detre→depth内の拍手にあります。
撤去している3を覗き、その他の執筆したお話は、このブログ内にあります。
現在は、08、18、20を最近更新しました。
過去の記事で、『』内のシリーズ名が間違っていたので直してます。
すみませんでした。
また書いたら、更新します。
01 髪を梳く(Pleasure,Treasure。1→12→5)
02 口付けを落とす
03 指を絡ませる(fall in down)
04 傷の舐め合い
05 背中合わせ(12の続き。Pleasure,Treasure)
06 暴露
07 頬に触れる
08 秘められた関係(総一朗×まどか)
09 庇う
10 追い詰める(13の続き。sinful relations)
11 生む
12 後ろから抱き締める(5の続き。Pleasure,Treasure)
13 手を伸ばす(sinful relations)
14 ──越しに触れる(ガラス越し、格子越しなど)
15 撃ち抜く
16 共犯、共謀
17 前世からの付き合い
18 サイン (Eden)
19 抱き合う
20 シーツにくるまる(Pleasure,Treasure)
21 殺す
22 ラインを辿る
23 騙す
24 忠誠を誓う
25 腕を組む (sinful relations)
26 告白
27 許す
28 寄り添う
29 押し倒す(10の続き。sinful relations)
30 終幕
放置ばっかりはよくないと思い、踏み出します。
サイトにアップじゃないんですけどね。
「Eden」のクライヴ×ルシアです。
大人っぽい雰囲気です。
ブログなので描写は誤魔化してますが(笑)
第五話までの二人ですね。
部類で言うと、甘苦(あまにが)。
本編を読んでる方が、いいかもですがしらなくても大丈夫かと思います。
この記事の続きで、18を書いています。
1、12、5は、raison detre内の拍手ページ、
10、13、2は、raison detre→depth内の拍手にあります。
撤去している3を覗き、その他の執筆したお話は、このブログ内にあります。
現在は、08、18、20を最近更新しました。
過去の記事で、『』内のシリーズ名が間違っていたので直してます。
すみませんでした。
また書いたら、更新します。
01 髪を梳く(Pleasure,Treasure。1→12→5)
02 口付けを落とす
03 指を絡ませる(fall in down)
04 傷の舐め合い
05 背中合わせ(12の続き。Pleasure,Treasure)
06 暴露
07 頬に触れる
08 秘められた関係(総一朗×まどか)
09 庇う
10 追い詰める(13の続き。sinful relations)
11 生む
12 後ろから抱き締める(5の続き。Pleasure,Treasure)
13 手を伸ばす(sinful relations)
14 ──越しに触れる(ガラス越し、格子越しなど)
15 撃ち抜く
16 共犯、共謀
17 前世からの付き合い
18 サイン (Eden)
19 抱き合う
20 シーツにくるまる(Pleasure,Treasure)
21 殺す
22 ラインを辿る
23 騙す
24 忠誠を誓う
25 腕を組む (sinful relations)
26 告白
27 許す
28 寄り添う
29 押し倒す(10の続き。sinful relations)
30 終幕
放置ばっかりはよくないと思い、踏み出します。
サイトにアップじゃないんですけどね。
「Eden」のクライヴ×ルシアです。
大人っぽい雰囲気です。
ブログなので描写は誤魔化してますが(笑)
第五話までの二人ですね。
部類で言うと、甘苦(あまにが)。
本編を読んでる方が、いいかもですがしらなくても大丈夫かと思います。
髪を乱暴に撫でられて、はっと目を覚ました。
闇の中、手を伸ばすと、広い背中に触れた。
(……クライヴ)
心の中で名前を呼んで、背中に指を絡める。
汗でするりと滑り、シーツをつかむ。
言葉もなく、熱のこもった腕に抱かれる中、
瞳の奥に滲む涙を振り切っていた。
『yes,my master』
何度、心で呟いたかわからない。
(捧げたのは、きっと……すべてだわ)
彼がどんな思いでいるかはしらない。
私は、単純に契約者としての義務を果たしているのだとしても、
それでも構わなかった。
彼の下に召喚されたあの日絡め取られたものは、二度と返らない。
彼しかいない世界で、支配されていることが、淡い喜びをもたらしていた。
そして新たな思いが生まれた。
言葉もなく見つめられると身震いがした。
綺麗で、恐ろしい。
吐息が、弾ける。
軋む中、彼を受け止める。
躊躇いがちに伸びた腕が、髪に触れようとして離れた。
もどかしくてそっと指を絡めた。
むき出しの背中を合わせる。
手の冷たさとは反対に、とても熱く燃え盛っているようだ。
わななく体をだまらせたくて、近づいたはずが、逆に
自分を追い込んでしまっては、救いようがない。
(もっと貴方を知りたい)
「……俺が欲しいのか?」
口元をつり上げた彼の目は笑ってはいなかったけれど、
心のままに、頷いていた。
顎を掴まれ、間近で見つめられる。
覗きこんでくる深遠の眼差しに鼓動がはねた。
息が乱れるくらいの口づけを残して、彼は寝台を離れた。
温もりが残る唇を指で辿り確かめる。
感情を表に出さない彼の精一杯の想いを感じて、
声もなく泣いた。
シーツごとかき抱いた自分の体は、クライヴへの想いが、宿った体へと変化していた。
グラスを傾け、口元を拭う彼がこちらを見つめている。
滴る滴を無造作に拭う艶めかしい仕草。
「来いよ」
くいと、指先が招く。
シーツを纏ったまま動こうとして苦戦していると、
強引に引き寄せられた。
横抱きにされ、ぶらりと腕を投げだす。
髪をひと房掴まれて、傲慢な声で命じる。
「お前を俺に渡せ」
耳元に言葉を吹きこまれたのが合図だった。
闇の中、手を伸ばすと、広い背中に触れた。
(……クライヴ)
心の中で名前を呼んで、背中に指を絡める。
汗でするりと滑り、シーツをつかむ。
言葉もなく、熱のこもった腕に抱かれる中、
瞳の奥に滲む涙を振り切っていた。
『yes,my master』
何度、心で呟いたかわからない。
(捧げたのは、きっと……すべてだわ)
彼がどんな思いでいるかはしらない。
私は、単純に契約者としての義務を果たしているのだとしても、
それでも構わなかった。
彼の下に召喚されたあの日絡め取られたものは、二度と返らない。
彼しかいない世界で、支配されていることが、淡い喜びをもたらしていた。
そして新たな思いが生まれた。
言葉もなく見つめられると身震いがした。
綺麗で、恐ろしい。
吐息が、弾ける。
軋む中、彼を受け止める。
躊躇いがちに伸びた腕が、髪に触れようとして離れた。
もどかしくてそっと指を絡めた。
むき出しの背中を合わせる。
手の冷たさとは反対に、とても熱く燃え盛っているようだ。
わななく体をだまらせたくて、近づいたはずが、逆に
自分を追い込んでしまっては、救いようがない。
(もっと貴方を知りたい)
「……俺が欲しいのか?」
口元をつり上げた彼の目は笑ってはいなかったけれど、
心のままに、頷いていた。
顎を掴まれ、間近で見つめられる。
覗きこんでくる深遠の眼差しに鼓動がはねた。
息が乱れるくらいの口づけを残して、彼は寝台を離れた。
温もりが残る唇を指で辿り確かめる。
感情を表に出さない彼の精一杯の想いを感じて、
声もなく泣いた。
シーツごとかき抱いた自分の体は、クライヴへの想いが、宿った体へと変化していた。
グラスを傾け、口元を拭う彼がこちらを見つめている。
滴る滴を無造作に拭う艶めかしい仕草。
「来いよ」
くいと、指先が招く。
シーツを纏ったまま動こうとして苦戦していると、
強引に引き寄せられた。
横抱きにされ、ぶらりと腕を投げだす。
髪をひと房掴まれて、傲慢な声で命じる。
「お前を俺に渡せ」
耳元に言葉を吹きこまれたのが合図だった。
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