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last supper

最後の晩餐をあなたと。

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悶々としてます(何)
ただいま、外の気温、-7度。
この冬一番の寒さです。

書くことないんで、創作のリハビリでも致します故。
良ければ、お付き合い下さい。

制限かけるほどではありませんが
少々えっちくさくございますんでお気をつけて。

カップルは涼と董子で、時間軸的には「Blue glass」~
「Pleasure」の間です。

えっちというより激甘(爆)

シュチエーションは、
このテンプレからイメージしました。

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気づけば衣服が脱がされかかっている。
腕に引っかかっているだけで着てないのと同じなんだけど!
「ちょっ……」
何て素早いんだろう。
いつもよりも幾分強引な様子に一瞬怯んでしまった。
「寒い!」
「すぐ熱なるわ」
「ん……っ」
いきなり濃厚な口づけ。
腕を掴まれ身動きが取れない。
彼は私を見下ろしていた。
視線が降りている場所は考えたくない。
身長差の所為で、ちょうどいい位置に来るのではないかと思い至った。
「……りょ、涼ちゃんのえっち」
敏感な場所に火が灯る。
そこから全身へと広がる熱。
自然と濡れてしまう声に、涼ちゃんは満足そうに笑った。
「すみれも同罪やろ」
「な、なんで」
 ニヤリ。口の端を持ち上げる涼ちゃんを引き剥がそうと試みるが
無気力の抵抗では、太刀打ちできない。
だって嫌じゃないから。
悔しいけど、身も心も悦んでる。
どんなに心地よい熱を与えてくれるか知ってるから。
彼が欲しがってるのと同じで、
私も欲しがってるってこと見抜かれてるから
いつだって翻弄されてしまう。


「愛してる」
「俺も董子をめっちゃ愛してる」
強い引力で引き寄せられて、背中に爪を立てる。
確かにすぐ熱くなった。
これはずっと醒めない熱。
朝が来ても、この恋が続く限り。
「……馬鹿!」
「うわいきなり何や。雰囲気ぶち壊しやな」
何で私この人好きになったんだっけ。
浸っていたのにいきなり現実に戻された。
「そんな所に顔埋めて言う台詞じゃないでしょ! エロ!」
「男のサ・ガ」
語尾に音符でもついてそうだ。
「開き直るの……っあ」
「董子、自分の魅力に気づいてないんやな」
顔から火を吹きそう。
もうこれ以上反論する余裕はないわ。
「最高」
耳元にささやきが降った後、キスを贈られる。
きっとどんなお菓子よりも甘いキス。
抱きついたらもっと強い力で抱き返されて、
思わずうっとりした。

温かすぎてどんな暖房もいらないよね。
「嬉しそうな顔」
涼ちゃんが頬を軽く摘んできたので
私も同じようにやり返す。
お互い変な顔で笑い転げる。
至近距離に大好きな人の顔が迫ってるのって
とってもドキドキする。
視線も近いから、吸い込まれていく感じ。
じっと瞬きせずに見ていたい。

「おっきな目」
私は手を離したけど涼ちゃんは未だ私の頬を包み込んでいる。
大きくて骨っぽい手で。
「そう? 」
「ああ、董子の好きな部分の一つ」
「真面目な顔して言わないでよ」
「そっちこそ茶化さんで聞けや」
「だって、ドキドキするんだもん……心臓壊れたらどうするの!」
理由にもなってないのは重々承知だ。
「ぷっ……董子はほんまかわいいなあ」
指先で頬をつつかれる。
頬を膨らませるのって子供っぽいのに、
何故かやってしまう。
「壊れたら、ええやん。そん時は俺の心臓も壊れてるから」
クサいけど、嫌いじゃない。
嬉しくなって飛びつかんばかりの勢いで擦り寄った。
髪を撫でる手が気持ちよくて、眠りが忍び寄ってくる。
「おやすみ、俺のすみれ」
呪文のような言葉に私は意識を手放した。





すうすうと吐息が聞こえてくる。
寝顔さえ笑みを刻んでる董子に、頬が緩む。
すみれって呼ぶのは菫の漢字が含まれてるだけじゃなくて、
隣に咲いていた小さな花だって意味があるって
いつか言ってやろうかな。
知ってるか、菫はアスファルトの地面でも
力強く咲くんや。
董子はそんなけなげな強さを持ってる。
俺には本当は、勿体無いくらいの女。
移り香を感じて嬉しくなる。
あまくて、董子の香りやって実感できるから。
董子にも俺の香りが届いてるやろうけどな。


一人で笑ってるなんて気味悪いかもしれへんけど。
恋愛してると馬鹿になるやろ。
これが普通やって。






***************
長い。うわブログで書いてしまって勿体無いかな。
うーんHTMLでアップしてもいいかも。

ところで放置してますけど、この二人の69のえっちv
での話があったりします。
Pleasure第一話の涼ちゃん視点。
クリスマスネタなので時期的にいいかも。
一般向けなのにR18書いてもいいかなと悩んでるんで
もし読みたい場合コメントよろしくですv(強請り)



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