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久々にEdenで!
ほんとは、背中(確認)にしようと思ったんですけど
好きシーンで創作30題で「サイン」書いているから
何か似たような感じがして。
「命の花」以降、
赤ちゃんができた時のお話。
らぶらぶいちゃいちゃの二人のせいで
桃色テンションなのでR15です。
ほんとは、背中(確認)にしようと思ったんですけど
好きシーンで創作30題で「サイン」書いているから
何か似たような感じがして。
「命の花」以降、
赤ちゃんができた時のお話。
らぶらぶいちゃいちゃの二人のせいで
桃色テンションなのでR15です。
子供ができたことがわかってから、クライヴは
ルシアに対し過保護すぎるくらい、過保護になっていた。
心配で仕方がないので、常に使い魔であるホークスを
ルシアの側に置いている。
ただし、それはクライヴが不在の折に限る。
彼がルシアの側にいるときは極力邪魔者は排除し
愛しい新妻を守るのである。
クライヴの変化をルシアは最初は戸惑ったが、案外すぐに慣れてしまった。
魔法で作り出された庭園で、ルシアは、うとうとまどろんでいた。
膝には編みかけの靴下。
子供が生まれてくるその日を楽しみに日々過ごしていた。
クライヴは身重のルシアの代わりに食材の買出しに出かけている。
一緒に行きたかったが、待つようにきつく釘を刺された。
彼には珍しく冷静さを欠いた態度に違和感を覚えたが、
気にするほどでもないかと大らかに微笑んだ。
もう、あと2月ほどで待望のわが子が生まれる。
診察を受けた診療所で出産する予定で、
出産の少し前に入院しなければならない。
もちろん、クライヴは付き添う気満々である。
「……はっ! 」
急に違和感を感じたルシアは顔をあげた。なぜか動けない。
どうやら寝てしまっていたことにようやく気づく。
肩にはたくましい腕がまきついており、愛しい人の顔がすぐ側にあった。
きつく抱かれて、きゅんと胸が鳴った。
「もう、ただいまって言ってください」
「ただいま、ルシア」
くすっと笑う。クライヴの表情は出逢った当初と比べ
随分と柔らかくなった。
大きな声を上げて笑うことは珍しいが、厳しい表情ばかりでもない。
きっと、優しくなったのだ。
大きな手のひらに手を添える。斜めに首を傾けて見上げると
藍色の瞳とぶつかった。
肩にわずかにかかる銀髪も眩しくて、月の化身みたいだ。
「綺麗になったな。まるで太陽の女神だ」
自分が夫を内心で褒め称え、彼もそんな風に言う。
微笑み合って、どちらともなく唇を近づけた。
触れては離れることを繰り返し、最後に熱が絡んでくる。
吐息が混ざり、滴が顎を伝う。
鼻から抜ける息を漏らし、たまらず力が抜ける。
ルシアは、クライヴの背中のマントを掴んだ。
子供がいるにもかかわらず相変わらず甘い雰囲気をかもし出す二人に呆れたのか、
ご飯を啄ばんでいたホークスが飛び去っても無理はない。
子供を授かる以前よりも二人はむつまじくなったのかもしれない。
衣服に入りこむクライヴの手が肌を愛でて、敏感な場所にたどり着く。
さすがに恥らったルシアは押し止めようとするが、耳元で
ささやかれて腰から力が抜けた。
「お前が欲しい」
もう、とっくにあげているわ。
心の中で呟くけれど、ルシアのことを愛しすぎている彼は
思うが侭に彼女を食べたいようだ。
首に腕を絡めたら、瞬間転移する。
暗い部屋の中、黒いシーツの上で無我夢中でお互いを貪る。
子供に影響の出ないように気づかいながらもクライヴは
ルシアの中で暴れ狂った。
やさしく包みながら、微笑む。
閉じたままの視界の中、汗ばんだ髪をかきわけ額に口づけられたのを感じた。
「ありがとう……俺の子を身ごもってくれて」
「な、何か恥ずかしい……」
「間違いがあるのか? 」
「いえ。その通りです……」
悪戯に笑いながら、額を熱い唇が辿る。
何度も啄ばまれてくすぐったくなった。
祝福が甘酸っぱくて、ルシアは、小さく笑った。
抱きしめて眠るクライヴの額にも口づけを返す。
ありがとうの気持ちを込めて。
私にこの子をくれたのはあなただもの。
ルシアに対し過保護すぎるくらい、過保護になっていた。
心配で仕方がないので、常に使い魔であるホークスを
ルシアの側に置いている。
ただし、それはクライヴが不在の折に限る。
彼がルシアの側にいるときは極力邪魔者は排除し
愛しい新妻を守るのである。
クライヴの変化をルシアは最初は戸惑ったが、案外すぐに慣れてしまった。
魔法で作り出された庭園で、ルシアは、うとうとまどろんでいた。
膝には編みかけの靴下。
子供が生まれてくるその日を楽しみに日々過ごしていた。
クライヴは身重のルシアの代わりに食材の買出しに出かけている。
一緒に行きたかったが、待つようにきつく釘を刺された。
彼には珍しく冷静さを欠いた態度に違和感を覚えたが、
気にするほどでもないかと大らかに微笑んだ。
もう、あと2月ほどで待望のわが子が生まれる。
診察を受けた診療所で出産する予定で、
出産の少し前に入院しなければならない。
もちろん、クライヴは付き添う気満々である。
「……はっ! 」
急に違和感を感じたルシアは顔をあげた。なぜか動けない。
どうやら寝てしまっていたことにようやく気づく。
肩にはたくましい腕がまきついており、愛しい人の顔がすぐ側にあった。
きつく抱かれて、きゅんと胸が鳴った。
「もう、ただいまって言ってください」
「ただいま、ルシア」
くすっと笑う。クライヴの表情は出逢った当初と比べ
随分と柔らかくなった。
大きな声を上げて笑うことは珍しいが、厳しい表情ばかりでもない。
きっと、優しくなったのだ。
大きな手のひらに手を添える。斜めに首を傾けて見上げると
藍色の瞳とぶつかった。
肩にわずかにかかる銀髪も眩しくて、月の化身みたいだ。
「綺麗になったな。まるで太陽の女神だ」
自分が夫を内心で褒め称え、彼もそんな風に言う。
微笑み合って、どちらともなく唇を近づけた。
触れては離れることを繰り返し、最後に熱が絡んでくる。
吐息が混ざり、滴が顎を伝う。
鼻から抜ける息を漏らし、たまらず力が抜ける。
ルシアは、クライヴの背中のマントを掴んだ。
子供がいるにもかかわらず相変わらず甘い雰囲気をかもし出す二人に呆れたのか、
ご飯を啄ばんでいたホークスが飛び去っても無理はない。
子供を授かる以前よりも二人はむつまじくなったのかもしれない。
衣服に入りこむクライヴの手が肌を愛でて、敏感な場所にたどり着く。
さすがに恥らったルシアは押し止めようとするが、耳元で
ささやかれて腰から力が抜けた。
「お前が欲しい」
もう、とっくにあげているわ。
心の中で呟くけれど、ルシアのことを愛しすぎている彼は
思うが侭に彼女を食べたいようだ。
首に腕を絡めたら、瞬間転移する。
暗い部屋の中、黒いシーツの上で無我夢中でお互いを貪る。
子供に影響の出ないように気づかいながらもクライヴは
ルシアの中で暴れ狂った。
やさしく包みながら、微笑む。
閉じたままの視界の中、汗ばんだ髪をかきわけ額に口づけられたのを感じた。
「ありがとう……俺の子を身ごもってくれて」
「な、何か恥ずかしい……」
「間違いがあるのか? 」
「いえ。その通りです……」
悪戯に笑いながら、額を熱い唇が辿る。
何度も啄ばまれてくすぐったくなった。
祝福が甘酸っぱくて、ルシアは、小さく笑った。
抱きしめて眠るクライヴの額にも口づけを返す。
ありがとうの気持ちを込めて。
私にこの子をくれたのはあなただもの。
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