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last supper

最後の晩餐をあなたと。

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早速はじめたいと思います。

キスお題はじめますの記事に2つも拍手が!!
嬉しすぎて眩暈です。

ひえぴたどこや!
頑張るです。
もう、やるだけやる。嬉しかったもの。

18、腰へのキスは束縛で、
19、腿へのキスは支配。
病んでる感じですねえ。

二つまとめて一つのお話で書こうと思います。

好きシーンで創作30題でも書いている擬似兄妹
「総一朗×まどか」
危険なのでR15です。18ではないはず!

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けだるさに身をよじる。
甘い熱が全身にまとわりついていた。
大好きな彼は、愛し合った後、私を抱きしめて眠りについた。

枕元に置かれた眼鏡を眠る彼の顔に装着させた。
裸眼の時は神経質な印象が薄れて、どこか幼ささえ漂わせる。
眼鏡をかけているのが本来の彼だと、
幼い頃から思っていた。
当たり前だけど、眼鏡を外した彼もいるのだ。

抱きしめて、下へと頭をずらす。
均整の取れた腰元に、唇を寄せた。啄ばむように触れて放す。
両の腿も唇をつけ吸い上げた。彼が残してくれる口づけの痕みたいに。
(今日は悪戯をやめておこうかしら? )

口づけを繰り返しているとうめき声が漏れ聞こえてきた。
もしかしたら起こしてしまったかと思うが、瞳は閉じたままだ。
唇が薄く開き、恐ろしく妖艶だ。
くすり、笑う。眠っているはずだが身体と意識は必ずしも同じではないようだ。


向かい入れた時のあの生々しさ。
共に感じ合うたびに心は泣き叫んで止まらない。
(いつか、あなたとの間に、愛の証を授かることがあるのかしら? )

最後の瞬間、意識がはじけた時
彼の熱を感じた事はなかった。

何をされても嫌な気はしない。
ただ、ほんの少し欲を言えば寂しい。

早く、本当の意味の夫婦になれればいいのに。

いつしかまどろんで眠りについていた。
次に目が覚めたのは、キスのお返しを腿と腰に受けた時。

首に腕を絡めれば、抱きしめ返してくれる。
「大好きよ、お兄様」
幼い日より兄のように慕い、師として仰いだ人と
こんな風になるだなんて。
唇同士の口づけは、どこまでも甘く私を潤わせてくれた。
「まどかお嬢様、愛してるよ? 」
「……なんで」
「お兄様って言うからだよ」
「総一朗さん」
「ああ……まどか」

私に意地悪はできないのよ。
微笑みあって、抱きしめ合う。
彼に引き寄せられ、腕の中で意識を閉ざした。
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